ゲーム制作裏側のストーリー集~血と汗とピクセル~書評・感想

Olichel AdamovichによるPixabayからの画像

紹介書籍情報

血と汗とピクセル: 大ヒットゲーム開発者たちの激戦記

ジェイソン・シュライアー (著)
西野 竜太郎 (翻訳)

単行本: 395ページ
出版社: 合同会社グローバリゼーションデザイン研究 (2019/6/22)

Kindle Unlimited対象

内容紹介

10タイトルのゲーム制作の裏側を、
開発者と関係者へのインタビューを元にまとめたノンフィクション。

インタビューは2015年~2017年にかけ約100人に対して行われている。

<タイトル一覧>

  1. ピーラズ・オブ・エターニティ
  2. アンチャーテッド4
  3. スターデューバレー
  4. ディアブロⅢ
  5. ヘイロー・ウォーズ
  6. ドラゴンエイジ:インクイジョション
  7. ショベルナイト
  8. デスティニー
  9. ウィッチャー3
  10. スター・ウォーズ1313

読んでみて。感想等々

「ゲーム制作」と聞くと「デスマーチ」を想像していたのですが、
現実もその通りのようです(笑 当事者にとっては笑い事ではないでしょうが)

デスマーチというワードは出てこないのですが、これに相当するであろうワードは「クランチ」という用語で出てきます。

「クランチ」はゲーム業界での時間外業務を指すようで、これが大変みたいです。
ゲーム完成度を上げる「ポリッシュ」という作業も大変そうですし、
読んでいて思ったのは「大変だなぁ」ばかりだった気が(笑)

ゲーム制作の過酷さを改めて知りましたね。

男子ならば誰でも一度はゲームを創ってみたいと思うものです。(偏見)

(わたしもその一人。思っただけで行動せず。)

ですが、実際につくるところまでたどり着く人はどのくらいなのでしょうね?

そして、ゲーム制作のスタートラインに立ち、走り続けている人は如何ほどなのか…

この本を読むと、
並の体力とメンタルではゲーム制作には立ち向かえないなと。

実際、
ゲーム制作を終えると、2,3ヶ月の長期休暇に入るようですし。

漫画、アニメ、ゲーム。
男子が一度は制作に関わることを夢見る「創作3本柱」。
(ここに「音楽」を加えると四天王)

エンタメ・クリエイティブは茨の道なのかな、と。
ただ、当たれば大きいので、魅力的にわたしの目には映ります。

四天王すべてを夢見たことがある、わたしなのでした。

蛇足

発売からあまり期間が経っていないのにもかかわらずこの本、
Kindle Unlimited対象です。

発売とほぼ同時に購入したわたし…

…若干、悔やまれます(笑)

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