良い文章を書くために、良い文章について考える

  • 2019年4月8日
  • 2019年5月16日
  • 雑記

このサイト運営に限らず、最近文章を書く機会が増えているように感じている私。
そこで、
現時点での「私的」良い文章の条件をまとめてみようと思います。

 

文・文章の「目的」によって「良い文・文章」が変わる

「良い文・文章」は「目的」に適した形をしているはずです。

そこで、「目的」別に「良い文・文章」を考えていきます。
「目的」を大別すると以下の2つかと思われます。

目的1.情報を伝える
目的2.楽しませる

※文章の目的が単一ではない場合が多々あると思います。
単一ではないが故に多様な文章が生まれるのではと。
この記事では文章を分解していくことにより、私なりに良い文章の条件を考察しまとめてゆきます。

目的別に良い文・文章を以下のように定義してみました。

<目的1の場合>

良い文:簡潔で分かりやすく、文法上破綻していない
良い文章:伝えたいこと(主題)が明示されている・わかりやすい

<目的2の場合>
文章の良し悪しの判断が、読み手・受け取り手の主観によるところが大きいため定義づけが難しいです。
曖昧な表現になってしまいますがが以下のようにしてみました。

良い文:表現が魅力的
良い文章:文章の骨組みが良く出来ている
 

目的1の文・文章について掘り下げてみる

簡潔で分かりやすい文とは、
「主語・述語」を読み手が時間をかけることなく「とらえる」ことができる文だと私は考えます。
よって、過度な修飾は避けるほうが無難に思います。

続いて、
「主題が明示されている文章。または、読み手が主題を容易に見つけることができる文章。」
について考えてみます。
このような文章を作るためには「文章の構造を単純にしてしまう」ことが近道かと思います。
「単純な構造の文章」=「主題の文」+「補足の文」
と考え、主題と補足が入り乱れることがないように構成するのが良いと思います。

 

目的2の文・文章について掘り下げてみる

表現が魅力的な文。これは難しいです。
あくまで魅力を感じるのは「読み手」になるので。

魅力的な文を作るための要素として簡単に思いつくのが
「比喩表現」、「単語の選択」でしょうか。
他にも要素はあるでしょうがきりがなさそうなのでこれだけにしておきます。

「文章の骨組みが良く出来ている。」
これは、小説・マンガで考えればストーリーが良く出来ているということになります。
これも「読み手」の主観によるため難しいです。

骨組みの優れた文章を作るための要素として簡単に思いつくのは、
2種類の文章展開、「王道」と「意外性」の組み合わせでしょうか。
これに関してもきりがなさそうなのででここまでにします。

目的2に関してはいくら考えても答えは出ないです。
文章の書き手が手探りで見つけていくしかないです。

 

文章を書く能力を向上させるには

ここまで良い文章の条件について考えてきました。

文章を書く能力を向上させるには、これまで考えてきた条件を意識しながら実際に文章を書いていくしかないと思います。

実践あるのみですね。

目的1の場合は、
以下の2点に重点を置くよう意識するだけなので、比較的効果が出やすいのではないかと思います。

1.「主語・述語が読者に伝わりやすいか」
2.「主題が見つけやすいか」

しかし、
目的2の場合は感覚的な部分が多くを占めるため難しいです。

感覚的な部分を論理的に変換してゆき自分なりの方法論を確立していく
幅広く多くの表現・単語をストックしてゆき、自身の表現法を確立する

等々

試行錯誤してゆくしかなさそうです。

ここまで、私なりの良い文章の条件をまとめてきました。
読んでくださった方々、どうだったでしょうか?
この記事が少しでもお役に立てれば幸いです。

良文量産への道は険しいですねぇ

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