紹介書籍情報
数学者たちの楽園 「ザ・シンプソンズ」を作った天才たち
サイモン・シン(著)
青木薫(訳)
単行本: 421ページ
出版社: 新潮社 (2016/5/27)
内容紹介
アメリカのアニメ作品、
「ザ・シンプソンズ」。
この作品には様々な魅力があり、
その魅力に関して書かれた本は数知れず。
そんな「ザ・シンプソンズ」にはまだ見逃されている魅力が。
それは、
作中にちりばめられた「数学の世界」。
「ザ・シンプソンズ」のファンである著者がその魅力を語り尽くす。
感想等々
「ザ・シンプソンズ」に関して、
コメディアニメであるという認識だけがあった私。
この本を読んでから、
「ザ・シンプソンズ」が見たくてたまらなくなりました。
数学だけにとどまらない魅力が詰まっている作品みたいですね。
本書のような解説本片手にシンプソンズを見たら、
かなり楽しめそうです。
この本では「ザ・シンプソンズ」だけではなく、
もう一作品の魅力についても語られています。
その作品は「フューチュラマ」。
この「フューチュラマ」は、
「ザ・シンプソンズ」の制作に関わったスタッフが、
より大人向けにと構想を練り制作したアニメです。
これも今見たくてたまらないです。
ただ、
フューチュラマは日本語版がないのでちょっと残念ですね。
ここまで紹介してきた『数学者たちの楽園 「ザ・シンプソンズ」』、
数学が苦手な人でも読めると思います(たぶん…)。
もしかしたら、
今まで数学に興味が無かったひとでも
この本とアニメ「ザ・シンプソンズ」で、
数学にのめり込んでいくかも?