薬局での待ち時間を減らそう
処方箋で薬をもらっている方に
薬局勤務の薬剤師であるわたくしが、
薬局での待ち時間を減らす方法をお教えいたします。
それは
または
薬を受け取りたい薬局へ処方箋をFAXする。
(大体の医療機関は依頼すれば薬局へ処方箋のFAXをしてくれます。)
以上です!
簡単なことなんですが
以外とこの方法をとる方が少ないです。
病院等医療機関で発行してもらう処方箋。
この処方箋を元に薬局では薬を用意します。
薬の準備には時間がかかります。
薬の内容によっては簡単に準備できるものももちろんありますが、
患者の方々が複数いらっしゃると
すぐに薬をお渡しするのは難しいです。
ですが、
処方箋が事前にあれば話は別です。
処方箋(もしくはFAX)があれば、
薬局では患者の方が受け取りにいらっしゃるまでに薬を用意します。
↓
薬の用意ができているので
患者の方が来局した時点で、優先的に薬のお渡しとなります。
処方箋を渡したときに、
会計と薬剤師との会話(専門用語で服薬指導と言います。)だけ済ませておく
ということもできます。
そうすれば薬の受け取り予定の日は、
薬を受け取ってすぐに帰ることができます。
(別パターンとして、会計または服薬指導のどちらか一方だけ済ませておくということも可能です。)
ただし、
会計と服薬指導まで若干待たないといけない可能性が高いので
受け取り時に会計・服薬指導を受けるのが
最も時間のロスが少ないです。
この処方箋を事前に薬局に出しておく技には注意点があります。
それは処方箋には有効期限があるという点です。
有効期限の切れた処方箋は薬局で受け付けることはできません。
処方箋の有効期限は交付の日を含めて4日間以内(例外もあります)です。
有効期限内に薬局に処方箋を提出しましょう。
薬を受け取りに再度薬局へ足を運ぶのが面倒とお思いの方に
再度薬局へ行くのが面倒な方は、
薬局に配達もしくは配送(郵送、宅配便等)を依頼してみましょう。
薬局は対応してくれます。
ただし、
この場合は事前に会計・服薬指導を済ませているのが条件になることが多いはずです。
加えて、
配送料金は患者の方が負担することになる場合が多いと思います。
懐具合と相談してみましょう。
「時は金なり」
無駄な時間を無くして有効利用しましょう!