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八月十五日に吹く風  松岡圭祐(著) 書評・感想

紹介書籍情報

八月十五日に吹く風
松岡 圭祐 (著)

出版社:講談社
文庫: 432ページ

内容紹介

この作品は「キスカ島撤退作戦」を描いた作品です。

キスカ島撤退作戦とは

1943年(昭和18年)5月にアッツ島で2500人以上の日本兵が玉砕した後、その東300キロにあるキスカ島に5000人以上の守備隊が取り残された。アメリカ軍にキスカ島を包囲されている状況下で、日本軍は守備隊の全撤収を試みた。「乾坤一擲(けんこんいってき)の頭の文字を取り「ケ」号作戦と名付けられた。

出典:松岡圭祐「八月十五日に吹く風」特設サイト

読んでみて。感想等々

戦争を題材にした作品はあまり読んでいないので他作品との比較はできないのですが、読後感のよい作品でした。
私戦争に関しての知識が浅薄なため、この作品に対して深く掘り下げたレビューができないのが悔やまれます。
(他の本に関しても深く掘り下げられているとはいえないのですが…)

Amazonのレビューを見ると評価は高いです。

「玉砕」を命じる日本軍。その軍の上層部に人命を重んじ、作戦に疑義を感じる人々がいた。
このことを伝える作品であるため、高評価なのだと思います。

Amazonのレビューで低評価のものは、解説による部分が大きいようです。

とにかく本は自分で読むのが一番です。是非読んでみてください。

著者紹介

松岡圭祐

小説家
愛知県出身

代表作に「千里眼シリーズ」、「万能鑑定士Qの事件簿シリーズ」等がある。

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