伊坂幸太郎をあじわおう~クジラアタマの王様~書評・感想

伊坂先生の新作「クジラアタマの王様」。

発売(2019/7/9)から時間がたっていないため、ほぼネタバレなしでご紹介します。

紹介書籍情報

クジラアタマの王様
伊坂幸太郎(著)

単行本: 384ページ
出版社: NHK出版 (2019/7/9)

内容紹介

製菓会社勤務の岸。
彼の受けたクレーム電話をきっかけに物語は展開する。

夢と現実が交錯するファンタジー。

伊坂先生のインタビューに興味のある方はこちらへ。
個人的には読み終えてからを推奨します。

読んでみて。感想等々。

設定的には王道ファンタジーという感じなのですが、
作品としては「伊坂節炸裂のエンターテイメント」小説だと思います。

ファンタジー設定がなくても良作になるであろうこの作品。

なんと、
そのファンタジー設定を加えるだけにとどまらず、
思いがけない「表現法」も使われています!
(この「表現法」、10年ほど前から試してみたかったとのこと。)

気になった方には是非読んでいただきたいですね。

ちょっとしたネタバレ
時系列は「シーソーモンスター」と「スピンモンスター」の間かと思われます。
(シーソーモンスターを読んでいる方は、「ほぉ」となるところがあります。)
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