紹介書籍情報
天才
石原慎太郎(著)
文庫: 222ページ
出版社: 幻冬舎 (2018/1/24)
内容紹介
高等小学校卒業という学歴ながらも総理大臣にまで上り詰めた田中角栄の生涯を、
田中角栄の一人称で綴った作品。
著者は自身も政治家として活動した石原慎太郎。
読んでみて。感想等々
政治に疎いことこの上ない私がこの本に興味を持ったのは、
仕事上で付き合いのある本好きの方が読んでいたのと、
発売当時によく通っていた本屋で結構な量平積みにされていたから。
加えて政治自体には興味があるものの、
どこから手をつけてたら良いのかわからなかったのも寄与しているかと。
ハードカバーで購入したのですが、気がついたら文庫化していたのですぐさま読みました。
(なんだか損した気分になるので!)
田中角栄の一人称で書かれていることに斬新さを感じました。
あまり伝記等、実在の人物について書かれた本を読んできた経験がないので、この手法がメジャーなのかわからないのですが、自分が著者なら思いつくことすらなかったかもしれないです。
文字数・ページ数は多くないのでサクッと読めます。
田中角栄がこんなに多くの法案を成立させているとは思わなかったです…すごい…
この本を読んで、田中角栄だけでなく作家 石原慎太郎にも興味をもちました。